私ノ本棚

あなたは、わたしにとって「かなしみをのこしたもの」である。 何故なら、あなたは自分の親より先に、空へかえっていってしまったからだ。わたしにはわからなかった、当時、親より先に死ぬことが、どれだけ親不孝なことか。今日。 あなたのお父さんから、短…

中古でゲットした《カオス レギオン》にハマる。古いので、かなり安く手に入った。シナリオは冲方丁。富士見ファンタジアから、同名の小説も出ている。カオス レギオン(CHAOS LEGION)出版社/メーカー: カプコン発売日: 2003/03/06メディア: Video Game ク…

何をしておるんだ、と思うようなポーズで寝ていた。寝ぼけて引きずり出したらしい《コインロッカー・ベイビーズ》が胸の上に落ちている。腕は本を読むかたちにまがっていて、素直に寝ればいいのに、ぐずる赤ちゃんのように、わたしは何度も村上龍を手にして…

現在、親友が藤本ひとみにハマっている。本人、わたしがその本について日記に書いたことをすぱーん!! と忘れており、「どこかで見た名前だが、他の本は出してないのだろうか?」などと訊いてきた。いや、ちょうど君が読んでいる本は…… 《ハプスブルクの宝剣…

わたしたちは、薄れゆく哀しみを哀しむ。寂しいではないかと哀しむ。そして、哀しむのは、いつも、その哀しみを渡された人間だけで、渡した人間にとって、その哀しみはもはや『哀しみ』では、なくなってしまっている。 この歳になるまでに、大体の本好きな人…

この日までに前の本ノートから読んでいる(記憶のある)本たち。 《戦闘妖精・雪風〈改〉》神林長平 《失踪HOLIDAY》乙一 《Miracle》桜井亜美 《バイオハザード》ケン・アリべック 《飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ》井村和清 《麻意ね、死ぬの…

今日までに読んだ本、何冊かのチョイス。 (別名しかばね/乗り越えられる運命に在るので) 《白鳥の王子 ヤマトタケル》黒岩重吾 《パラサイト・イヴ》瀬名秀明 《白鳥異伝》荻原規子 《狗神》坂東眞砂子 《鬼》高橋克彦 《月光魔術團》平井和正 《早く昔に…

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ひとめぼれを、するということ。 今はもう既に絶版となっていて、別の出版社から幸いにも発行されている漫画だが、この作品の表紙はひときわ、わたしの目をひいた――深いブルーの星座図をバックに、ひとりの女の子がえがかれている。星座図はよく見ると海だ。…

(只今下書き中)

「何か面白い本はないか」確か、大学時代にも同じようなことを、しかも先生から訊かれたような気がする(苦笑)。わたしは『何か面白い(マニアックな)ものを提供してくれる人物』と、以前からそう思われていたし、それは自分でも当たっていると思う。事実…

親友と話す。ここ数年、どうしてか男性のほうが友達に多い。「ハガレンの新刊を横殴りの雪の中買ってきた」「…一瞬、奉公を抜け出して街に出ていくおしんを想像した」「いや、むしろ吉原の樋口一葉かと」「それは豪遊ちゃうんか?」「脳で腐女子の豪遊か…」…

「だって鬼武者みたいに必殺技で倒せると思ってたんだもん!!」親友が「コレやってみる?」と貸してくれたPS2ソフト《真・三国無双》で、何度やっても呂布に勝てないわたしが、貸してくれた本人が「今、デビルサマナー楽しんでる」と、あまりにも楽しそう…

あやちゃんの本には(サイトにもだが)、たくさんの薬の名前が並んでいる。かくいうわたしも、薬の名前を現在飲んでいる分だけ、並べていたりする。更新を止めてだいぶ経過しているので、次にサイトを更新したら、ガラリと変わっているだろう。頭痛の原因で…

しばらく出入りをたまにしかしていなかった、日記才人を覗く。そのうちわたしが登録させていただいている日記は毎日更新が続いていて、せっかくMacも直ったのだしと、治っていない体は? と思いつつも、体調管理のために少し早まった就寝時間までに読みた…

やっとMacでアクセスできました。後はネット関係中心のリカバリーが始まりますが、あまりモニタに向かえない体調のため、いまだはてなに甘えてます。OSは上げればいいというものではない、ということを再実感。 マイスリーで頭が痛い毎日です。ここで不…

古本で買った、藤本ひとみ著の小説。手許にいつも置いておきたい本は、新刊で買ってもいずれくたびれる運命であるし、古本で安く購入できるなら、それにこしたことはない。活字の本は一定期間を過ぎると買い取ってもらえないので、何度も読みたい本でなけれ…

ほーんのたーめならえーんやこーら。 …と、注射と点滴がないとままならぬ身で何をしているのか、アクエリアスだけを原動力に書店をハシゴしている。高河ゆんのメールマガジンが届いていて、今日が新刊発売日じゃないかぁっ!! と、クリニック近くの大手スーパ…