ひとめぼれを、するということ。
今はもう既に絶版となっていて、別の出版社から幸いにも発行されている漫画だが、この作品の表紙はひときわ、わたしの目をひいた――深いブルーの星座図をバックに、ひとりの女の子がえがかれている。星座図はよく見ると海だ。
画像が出てこないのが残念なほど、美しい絵だ。

買おうか買うまいか何度か売場でためらって(相当アヤシい客だったと思う)、結局買ってしまった。船戸明里氏の著作を買うのは、同人誌以外のオリジナル商業誌では、これが最初だった。原案となった友谷蒼氏の本も同時に探したが、《若草一家でいこう!》以前の作品――つまり《星の砂漠 タルシャス・ナイト》――は本になっていないので、当然見つかることはなかった。船戸氏のサイトに一時期ではあるが原作が公開されたときは、嬉しくて、通しで読んでしまったくらいだ。
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