もしも、「あなたにとって、10月はどんな月でしたか」と問われたならば、わたしはすぐさま「非行にはしってた月」と、答える。耳鼻科へ「怖いもん」と行かない子供のように駄々をこねたり、ふらふらと市外へ出かけて、気づいたら県外にまで遅くまで出かけていて(笑)、「ああ、こんな遠くへ電車と自分の足で来たのって、何年ぶりだったっけ」と、しみじみしてしまったりした。
何もかもが自分の欲望と快楽を優先した日々であったように思う>リスカ含めて
その帰結として、わたしは自分を責めて赦せなくなってしまったのだが、これも自分が選んだ道のひとつにかわりはなく、寄り道をしながらでも、わたしは新しい段階へ入っていくのだろう。
生きる、って何だったっけ、自分はこれをできたのかな、と、あかるく光る火星を見上げて。