朝から掃除を始める。私は低血圧と眠剤の影響で、起きてから1時間は頭の中がもやもやとした感じで、寝ぼけていたり、ふらっとなってどこかにぶつかったりする(危険)。今日もそんな1時間を過ごした後に思ったことは、「よし、掃除をしよう!!」…だった。
一昨日あたりから、あきらかに要らないものを処分しだして、シュレッダーが大活躍している。辞めた大学の書類。昔の医療費の領収書。薬が入っていた袋。薬の説明として渡される書類(名前が書いてあるので、粉々にしないといけない)…などなど。でも、一番シュレッダーにかけたいのは、自分の無神経さと未熟さと、情けない自分とその過去だ………
何年も閉め切っていた雨戸も開けた。わたしが子供の頃、家に泥棒が入ったことがあり、共働きで留守がちの両親は、泥棒が出入りに使った窓の雨戸を閉め切ることにして、どちらかが休みで家に居るときだけに開けていた。わたしも成人したのだから、開けていても良いだろう。少し不安には思うけれども。今日はあいにく曇り空だが、天気の良い日に雨戸を開けたら、きっと光がまぶしいだろうな。

薬が変わってからやや眠気が強くなり、ずっと掃除を続けることができない。ソファで居眠りを繰り返しながら、掃除もまた繰り返す。女の子の日の真ん中あたりというのも影響しているのだろう。無理は禁物。



しかし、これだけ散らかっていると、混乱してしまう。どこに何をしまえば良いのか、何をどうすれば片付くのか、わたしにはさっぱり理解できないのだ。「要らないものは捨てる」という基本はわかっていても、要るものはどうすれば良いのか、それがわからない。そして、どんどん山積みになっていくうちに崩れてきてしまったりして、散らかるシステムが出来上がっている。
…つまり掃除がものすごく下手なのだ。下手なんてもんじゃない。散らかしの名人だ。子供のときからずっとそうで、要るものと要らないものの判別さえできなかったこともある。
まいったなー。




…まあ、のんびりいきますか。






掃除の後はご飯を作る。すでに外は暗くなっており、家々に灯りのともる頃。
父は今夜のご飯がハンバーグだということをすっかり忘れているのか、いつもより帰りが遅く、携帯にも出ず、わたしはハンバーグのたねと一緒におあずけをくらっている。
昨日、調子に乗って食べ過ぎたら、げっぷが出まくって、げっぷどころか薄い胃液まで口に上がりそうになった(ご飯の話題なのにすみません)。やはりまだ、わたしは揚げ物を食べないほうが良いようだ。ダイエットにもなるし。

ご飯が終わったら、騒音にならない程度に、また掃除になるのかな…?