涙腺が壊れてしまったかのように、涙で始まった2006年。
それでもわたしは、幸福であると思う。

何故ならこの涙は、苦痛や悲哀の涙ではなく、歓喜の涙だから。
そんな涙を流せる自分が存在することにさえ、幸福を見出せる。




よし、今年も生きるか。歩いていくか。
自分なりの速度で。


欠けたこころの何かを探し出しては、
ジグソーパズルのようにはめていこう。
どんなに時間がかかっても、
見かけがどれほど変わっても、
わたしはきっと、見つけ出す。

「ずっとさがしていたんだよ」と。