掃除機をかけてみた。掃除くらい、誰でもするだろう。しかし、もう11月も半分になってしまい、今から大掃除をやっておかないと、間に合わないなんて惨劇を招きそうで…狭いところをまずやってしまおうと思った。
意外にも汚れていたのは、冷蔵庫の下。這いつくばって覗き込んだら、これってもしかしなくても愛犬のものでは…とおぼしきホコリが大量に出てきた。犬や猫のかと思ったのは、そのホコリが、愛犬のグルーミングをした際に出てくるものと、よく似ていたからである。もしこれのせいで、ちゃんと天国で眠れてなかったら、申し訳ないなぁ…
これだけでダストサインの出る掃除機。まだ掃除は終わっていない…
電球も切れている。節電できるものを買いたいなあ、と財布を見たら、ほとんどお金がない(号泣)>家事手伝いなんて、そんなものだ



世の中でいう家事手伝いがどんなものか、わたしにはわからない。わたしの中では、フリーターではなく、まんま「家事をする人だけど奥さんやお母さんではない」…となっている。
我が家がその典型的な例で、父親はほっておくと、自室の掃除と換気も忘れてしまうくらい、わたしが家事らしきことをすると、途端に『ダメオヤジ』と化す>シーツ出してもらわんと、洗濯できない
わたしの母って、ナースやりながらこんな面倒までみていたんだなぁ…
と、五十肩が痛いとヒーヒー泣き言をいう父親に、塗る痛み止め(実はわたしのものだが、余ってしまうので)を塗って差し上げる。そんなに痛いなら、パチンコとか行かないほうが良いんじゃないのかなあ…
しかし数少ない道楽のうちのひとつなので、黙ってわたしは痛み止めを塗る。
どうでも良いが、自分の筋肉とか関節より換気扇を外してほしい。掃除できないじゃん。

ここまで書いて、ふと思う。
わたしは、やりたいことのためには他者をも扱き使う、鬼のような女だと。




ああ、換気扇を磨きたい。