気づいたら夏至です。もう、そんな時期になるのだなー、とほけほけ思いつつ、やっぱりクリニックへ――昨晩発熱と頭痛で眠れなかったことを話すと「レルパックスって、痛みが出たらすぐ飲まないと効き目が薄くなるんです」だそうで。診察室に入るなり、眩暈で立っていられません。
「睡眠が浅すぎて、なんかフラフラするんですが」
とだけしか話せなかったような…
「眠前薬の希望、どちらにします?」
1 処方を元に戻す(ドラール復活)
2 ユーロジンサイレース2に入れ替え
…正直どっちも厭だあああっっ!!!
「あ、ユーロジン止めて、エバミールにしませんか? デパスも入れてくれて良いですよ」
「はい、それで良いです。異存ございません。しかし横にならしてください」
「眩暈用にレスリン出しましょうか?」
レスリンてあやちゃんの薬じゃないか先生。
「いえ、眠れるようになったらおさまると思うし、あんまり薬増やしたくないので…これで様子見したいんですが…すみませんだるいです」
動悸が激しく、心臓が口から飛び出しかねない勢いなので、デパス入れて15分程度KO。他の患者さんがどうしてか居なくて、空いていて良かった…ソファに横になれるから。座っているより、やはり横になったほうが若干、楽になるのが早い。今までのヨロヨロが嘘のように「ありがとうございましたー。ご迷惑おかけしました」と去っていく、不良クランケ28歳。
「わたしの春って、いつ来るの?」
などと、倒れるたびに呟きたくなったりならなくなったり。

さいわい、悶えながら切ったドラールは既に体内にないとのことでしたが、いかんせん眠れません。眠ったら最後、12時間も寝るくせに(起きられない)、夢をたらたらみて結局脳そのものは覚醒続行なので、やたらと意味もなくしんどいのです。
ユーロジン、10時間くらい効きますからねぇ」
…先にそれ言ってください…(涙)
どうやら、ユーロジンの効きは長いものの、睡眠クオリティそのものには何の影響もないようなので、エバミールと少し増えたハルシオンセロクエルで様子見の身分です。
ここ2週間で、なんだか1ヶ月分の夢をみたような感じです。
寝ても寝ても寝た感覚が全くない…お陰でフラフラしてます。日付の感覚もあやふやでボンヤリしてます。《ぼくの地球を守って》を読みつつ、「輪もこんなふうに現実と夢の区別がつかなくて、苦しんだりしたのかなー」
こんなときだけ、前世があってもこんなふうに思い出さないことを感謝。
まあ、わたしに前世があったとしても、こんなロマンチックなもんじゃないだろうけどね。何だか、ものすごくカルマを背負い込みそうな、どうしようもない前世だったりして…
もっとも、前世とは元から「どうしようもない」のですが。過ぎちゃったことなので>と割り切れるなら、宗教の問題は出てこない