口の中が素敵に痛く、目醒めるなり沈黙。


先月からすでにいくつかのアフタをこさえてしまっていたが痛みはなく、そのまま治るだろうと、そっとしておいた。それは正しかった。問題は「もっとひどいものが新しく発生する危険がある」のを全く考慮に入れていなかったこと。
疲労が蓄積されてビタミン*1が不足したり、ストレスでビタミンが破壊されたり、疾患で栄養が足りなくなったりすると簡単になってしまうのが口内炎だ。わたしは手術のときに多少口の粘膜に傷がつき、絶飲絶食も関係して、どうしても口内炎を作ってしまう。抗うつ剤の副作用で、もともとドライマウスやドライアイであったわたしは、さらにそちらへ水分が回らなくなってしまって、目は目の手術ではないので筆談以外に使う時間が減るのだが、口はどうしても必要だ。本人は麻酔で眠っているが、気管にチューブが入っている。鼻から入れてくれよ…とは、鼻の手術で激痛を味わってしまったため、まさに「口が裂けても言えません」…である>鼻は手術後に簡単な酸素補給のチューブをつけたりするので、その時点では使えない


先週の医大での診察で、血液検査も受けることが決まった。まだ手術日などは未定だが、血液の状態で炎症の有無、またアレルギーの有無も確認できる。スギやヒノキには反応しないはずだが、最近どうも外出するともれなく鼻水小僧(?)になってしまう。わたしはいくつかのアレルギーを生まれつき持っていて、そのひとつが小児喘息で、今でもアレルゲンに接触すると激しい咳が出る。それがどこかセレブな「ラベンダーアレルギー」だというのだから、もう笑うかしかない。


鼻にボスミンを入れられるのは、しばらく恐怖と隣り合わせになりそうだ。生まれてこのかた、ボスミンを鼻に入れられて涙まで流したのは鼻中隔オペのときだけだったのに、おかしなことに激痛が脳髄を直撃し、不意打ちをくらったわたしは「痛!!」と叫んでしまった。
長い付き合い*2の主治医も不思議がって「たまにボスミンを入れると痛いという人がいるけど、僕にはようわからん。君も今まで痛がらなかったしなぁ」と、わたしの耳を診るのに使っていたはずの耳鏡を自分の鼻に入れて無造作にボスミンを入れている…
「わたしが入れましょうか?」
とやんわり「やらせてくれよぉオラオラ」と顔には出して言葉は柔軟に迫ってみたが、案の定拒絶されてしまった。ちぇっ。医者じゃないわたしは、ツカちゃんみたいにキシロカインを鼻から喉にまで叩き込んでも、確かにおかしくないんだけど>主治医もネタにします。わたし(鬼ですね)


Bちゃんに「口にカンジダができたかもー!!」と携帯メールでヘルプを求める。しかし、口内炎は痛いがカンジダは痛みがなく、かつ広がりが早いそうなので、ケナログとハチアズレで様子をみてても……「よいのでは」というのは、薬剤師さんの言。

*1:CというよりB4・B6…原稿用紙みたいだ

*2:よく日記に登場させられる、不運にとりつかれた人1号。21年の付き合い