病名は『腎盂腎炎』。(精神的・肉体的)疲労がピークに達したとき、膀胱炎をやるとなってしまうそうだが、わたしの場合、膀胱炎の症状は全くなかった。とりあえずドクターからの忠告「水分をたくさん取って、たくさん出して、絶対に疲れをためないこと」を条件に、都合で退院を1日早めてもらった(日曜日の退院は、会計とかややこしくなるので)。今、抗生物質を飲みながらだらんだらんと昼寝して生きている。
短いようで、長いようでいて、よく時間の流れのわからない、白い天井を見つめながら、3日間ほど高熱にうかされていた。熱で頭が朦朧としていてまともに歩けないし、血圧はとても低くて使えない最強解熱剤があったり、本当に色々あったけれど、こうして自宅に戻ってみたら、入院していた痕跡は、両腕の点滴痕ぐらいしかない。