日記を休みますという理由が、新年度の忙しさからくるものだったら、どんなに良いだろうか。今頃になって、わたしは資格をとるためのテキストなんて開いているが、その資格は「正しい日本語を指導する立場の人」に役立ちはしても、わたしがとって何の役に立つのか、よくわからないものだ。究極の言い方をすれば「趣味です」…厭な趣味。


だいそれた夢をもっていたことがあった。
何かの事情で学校へ行けない子の家庭教師になりたかった。いつかちゃんと大学を出て…でも現実はどうだろう。カリエスなんて厄介なモノが見つかって、結局大学を辞めている。大学へ行っていなくても叶えられたかもしれないそんな夢さえ、父親より学歴に固執していたわたしは手放した。


大学生だということはハクがつく。学歴もモノを言う。
けれど一番大切なものはそんなものじゃなかったのだ。
自分の夢さえ叶えられない。自分から手放すような女。


そんな自分から人が去っていくのは、あたりまえだ…




テキストを過去で塗りつぶすために買ったわけじゃない。
早く気づけよ。そんな簡単なこと。
書かなきゃわからないのか、バカ女。


こんなバカに人を教えられるわけがないじゃん。