わたしは、よく風邪をひく。気候の違う場所へ寒い時期に出かけると、ほとんどといっても過言ではないほど、風邪をひく。しかし、それは暑い時期も全く変わらなかったため、感染力の強いウイルスは、なかなか避けられないと書き直したほうが、正しいように思える。

朝、起きるなり咳を連発。微熱あり。
食事以外は横になって安静にしていたのが良かったのか、熱は上がらない。咳はひどくなり、痰が出にくいため、買い物の帰りにクリニックでブロチン液とセネガシロップを出してもらう。抗生物質は爽やかにことわる>MRSAにこれ以上耐性をつけさせるのは勘弁ならない
木曜日になれば、もうインフルエンザのワクチンを打てるくらいにはなっているだろう。それでも治らなければ、飲みたくない薬(抗生物質)も飲まねばならないが…

初期不良の携帯をショップへ持っていく。代わりに渡された携帯はセルリアンブルー。薄っぺらいのでヒヤヒヤしながら動作確認をしている。確認するほどのものも、無いんじゃないと、そんなことにすら気づかないで、わたしはあまり味のしない夕食を食べられるだけ食べた。
美味しくはない。
疲れるって、たぶんこういうことだ。

からだの風邪なんて、すぐ治る。だから、平気。
こころの風邪に、特効薬はない。からだと同じように。
いつか真夜中に涙があふれて止まらなくなったら、流れるままにしてやればいい。
風邪だって、汗をかかなきゃ熱は引かないのだから。