…食べ物が不味い。
砂を食べているような感じがして、甘いとか辛いとかはわかるが、「美味」だとか「これは煮物の味」とかいう考えは浮かんでこない。確かに味はするはずなのに、とにかく不味いのだ。シチューなんて流動食みたいで。


今日も婦人科へ。検査結果を受け取るが、血液・粘膜ともに異常なし。
中途覚醒してしまったので布団から出るのが億劫でたまらず、直前に飛び出す。もう若くもないので、すっぴんのまま行くのは抵抗がある――し、乾燥がひどいので、化粧は薄くても欠かせないものとなった。
何も食べていなかったせいで、帰りはフラフラになる。


父と最寄り駅で合流して、買い物をする。食べないと倒れてしまいそうなので、ワッフルを詰め込むようにして食べる、というよりは、咀嚼して飲み込む。噛んでは飲み込み、噛んでは飲み込みを続け、やはり味が文字では表現できない状態だ。
味わうという気持ちも、今こんな状態では持てないだろう。


寒いので《ゆたぽん》を買う。
セールだったし。
どうでも良いが、婦人科の帰りに薬局で貰ってきた《こころのくすり箱 ―うつかもしれないあなたへ―》という、グラクソ・スミスクラインパキシルの件で敗訴した会社)の冊子を開いてみると、当てはまる事柄が多すぎる。
…まぁ良いか。